ドコモ最新携帯は買いか? 購入比較マガジン

F906iデザイン

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オープンした状態でざっと眺めて目を引くのは「サーチキー」だ。

F906iのキャッチコピーにもなっている、「Google×ヨコモーション」の通りこの「サーチキー」はボタンひとつでGoogleにアクセスが出来る。

 

この意味はとても深く、そして画期的だ。

なぜなら、Googleは世界No1のインターネット検索サイトであり、情報検索が日常となった今、

携帯からGoogleを簡単に利用できる環境が用意されたことは、携帯電話ではなく、「ケータイ」

として、よりPCに近づいたデバイスとして利用スタイルが一新されていくことを意味する。

 

F906iが提唱するこの機能はまさに、携帯電話の新しい時代のはじまりとも言えるのではないだろうか。


F906iサーチキー

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サーチキーは何もインターネット接続をしてGoogle検索する為だけのものではない。

 

F906iは例えばワンセグ視聴中でも、「サーチキー」を押すだけでネット検索はもちろん、メール検索や(この場合カナなどで検索するが、使用感は多少重いと感じた)、辞典検索や地図アプリを使った検索など多彩な検索が簡単に出来る。

 

これは、他の機種でも「マルチタスク」機能を使えば出来ないことは無いが、この「サーチキー」にまとめ、「クイック検索ウィンドウ」が立ち上がるようにしたのはよりPCのように知りたい情報をどんどん取り出す入り口となり、使い勝手を向上させている。


F906iボディ

F905iからみると、かなりフラットでスマートになったと感じる。

なによりも、フロントケース部の継ぎ目の幅が狭くなったことと、若干薄くなったことが見た目のイメージに寄与している。

 

F905iの時は、開閉部分を間違えて液晶の継ぎ目に指を入れて無理やりこじ開けようとする方もいたが、F906iの表面から見た本体と液晶可変部との隙間がF905i時3.5mmからF906iで1.5mmに狭くなっているのでF906iではそういった心配は無いだろう。

 

質感を高める演出も怠っていない。

F906iは4色のバリエーションがあるが、カラー別に異なる質感を表現している。

この辺は、実際にショップなどで手にとって確かめて欲しい。

F906iボタン・キー操作

オープンしてみると、自慢の大画面に思わず目がいく。

さて、最初に述べているが、「サーチキー」が独立し使い易い位置に置かれているが、今回うれしかったのはテンキーの部分と、サーチキー部(横にはTV、MULTIボタンが並んでいる)を分けて配置されていことだ。

 

F905までで、実際に使われた方は経験があると思うがメールの入力中にいつの間にかワンセグTVが起動してしまうことがあった。

 

ひらがな入力の、ちょうど濁点のキーの位置感覚と非常に近い為、TVボタンを押してしまうのが原因であったが、F906iからはきっちり改善されている。

 

ボタン照明の色について最近は気にする方が増えているが、(よくボタンは何色に光りますか?と質問されます)F906iはバックライトの色を任意に7色に変更することが出来る。

 

好きな色に固定することも出来るし、レインボーを選択すれば、ボタンを押すたびに色が変わる楽しみ方も出来る。

これは、とても嬉しい機能ではないか。

大画面液晶(ネット接続も便利)

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筆者はとにかくフルブラウザや動画をよく見るが、考えてみると携帯電話は「耳にあてる」

動作から「液晶を見て操作する」動作へ使い方が変化してきた。

 

そうなると画面が大きいことは、それだけで使いやすさ、見やすさに直結する。

F906iは3.2インチのシリーズ最大級の大画面でかなりの使いやすさを実現している。

 

まず、誰でも最初に「ヨコモーション」を試してみると思うが、このギミック事体、実際の使用場面では重宝するはずだ。

 

特にフルブラウザ時には、パソコンを見ている感覚になれる。

ちなみに、タテでの使用時でも使い勝手を損なっていない。

ナント、背面の指紋センサー部が、マウスパッドのように使えてしまうからだ。

 

指先でなぞると、ポインターがすばやく反応する為、縦長画面も縦横無尽だ。

 

私がF906iで一番重宝している機能のひとつだがもっと素晴らしいのは、例えばフルブラウザでのインターネット閲覧時にリンクが張られた文字列にポインターを合わせたい時、十字キーでアバウトにポインタを持っていっただけでそのリンクの文字上へ飛び乗ってくれるのだ。

これは超使い易い機能だ!!

 

おかげで、フルブラウザを使う機会が一気に増えた。(今まではリンク文字にポインタを合わせるのがデリケートで面倒くさかった)

 

今回からの新しい機能として、嬉しいのがFlashアニメ/ビデオに対応したことでフルブラウザで動画共有サイトもらくらく視聴できるようになった。

もちろん、接続スピードも下り最大3.6Mbpsの高速な通信環境で、しかも、ネット閲覧出来るサイトのカバー率も90%を超えると言う。(富士通調べ)

 

ウェブページの拡大縮小もワンタッチで行える為、存分にネットを楽しめる!


大画面液晶(ワンセグもこだわり)

ワンセグ視聴に関しては非常に快適だ。

高品質なワンセグ視聴を大画面で可能にしただけでなく、画面が大きいので画面を分割

した「マルチウィンドウ」の使い勝手が広がる。

 

実際、ワンセグを視聴しながらのメールやネット接続、電話帳検索、スケジュール帳など、「ながら操作」も楽しめます。

 

ワンセグ視聴というと、電池のもちが心配になると思うが、F906iは「ワンセグECOモード」が新登場し、視聴時間を約20%も延長できるからバッテリ切れを気にせず長時間見られるだろう。

*しかし、906iシリーズ全般に言えることですがやはり、電池の持ち時間は長いとは決して言えません。

F906iカメラ機能

カメラ部は320万画素オートフォーカスを搭載し、新たにモバイルライトを新搭載している。

個人的な意見としては、確かにものすごくライトは明るいが、実際の撮影時は多少薄暗い時に使う程度で、むしろ簡易ライトとしての活用の場面が多いのではないかと思う。

 

画質は十分と感じるレベルであり、たまにメール添付して送る写真を意識して撮るそんな使い方の方は多いと思うが、832×1500程度の画質設定での使い方が都合がよいのではないかと思う。

待ちうけ画面に設定する写真もこれでバッチリだ。

 

また、開閉するたびに待ちうけ画面をランダムに変えられる機能も楽しい。

私もそうしています。

 

よく、500万画素と300万画素との差を気にする方もいらっしゃいますが、ハッキリ言って紙に印刷して両者を並べて比べない限り、精細さの区別は驚くほどの差はないと思います。

 

ましてや、携帯の液晶の性能を超えて高精細に閲覧することは出来ないわけですから、こだわりをそこまで持ってなければ必要十分です。

 

 

筆者は昔家族で撮った写真(フィルム)をF906iで撮影して、待ち受け画面に設定していほどです。

ミュージック機能

携帯で音楽を聴く方は、どんどん増えてきています。

906iシリーズ共通して音楽は高品質です。F906iももちろんそうなのですが、F906iならではの使い方と言えば、FMトランスミッターでしょう!

 

私も、スタッフもこの機能はとてもよく使います。

例えば、microSDに取り貯めた音楽を乗った車の中でFM周波数を合わせ、カーオーディオでガンガン鳴らしながら走ったりなどが出来ます。

 

FMトランスミッターが付いているのは906ではF906iだけですので、上記の使い方をされたい方はここだけで絞り込まれてしまいます。

F906iの便利機能

F906iならではの満足機能を2つほど挙げておきます。

まずは、「スーパーハッキリボイス」は周囲の騒音レベルに合わせて相手の声がハッキリと聞き取りやすく自動調整する機能です。これは今までもらくらくホンに搭載されていましたが、F906iにも搭載されました。

なかなかスグレもので、日常では雑踏の中で会話をすることも、しばしばだと思いますが、そんな時も助かります。

 

2つ目はアラーム機能です。毎朝携帯のアラームで目覚まし代わりにしている方は多いと思います。

 

セミナーなどで、手を挙手をお願いすると、目覚まし時計を使っている方よりも圧倒的です。

 

問題は、アラームの止め方です。

なんと、F906iは鳴動中に携帯を2回叩くと音が停止します。

昭和生まれの私としては、非常に嬉しい機能で、私はこのことを「昭和の止め方」と呼んでいます(笑)

 

こんな細かいところですが、日常の使い勝手を向上させる小技が効いています。

F906iまとめ

とにかくインターネット接続や検索が快適な携帯だ。

大画面を活かした、フルブラウザの閲覧など、手に持つ情報の出入り口としての携帯ライフをより快適に楽しくしてくれる。

 

F906iならではの、FMトランスミッター機能や、充実のミュージック機能もあるが

 

大画面とヨコモーションとの連係プレーを活かした使い方が最大の特徴だ。

 

指紋認証やFが得意とするプライバシーモードなど、セキュリティにも独自性がありPCでネットをガシガシやっているそんなあなたに勧めたい機種です。